2017年 04月 04日
13 浮 島 [ 清明 玄鳥至 ] |
二四節気 清明 / 七十二候 初候 玄鳥至
第13候 つばめきたる
皆様こんにちは。お元気ですか? 四月ですね。
今月は、"はじめて作る和菓子のいろは" という本から、伝統的な
"浮島" を選んでみました。とてもロマンチックなこの名前。
白餡と、別立てにした卵を使うケーキのような蒸し菓子。
キラキラした春の湖沼。その水面に漂流する小島を想像しながら
材料の小麦粉を米粉に変え、キッチンに放置されたままの林檎で、
いざ "焼きりんごの浮島"に挑戦。
結果は 。。。いつものことながらレシピを適当に真似した所、
見本の写真と全然違うものが出来てしまいました 。。。
第一に、こし餡だからこそきめ細やかな美しい切り口を望めるのだと
出来上がって初めて気づき、私の作ったお粗末なつぶし餡では、
全くお話にならず 。。。
次に、これも浮島の景色の要となる林檎。8等分にしなさいと
レシピにあったにもかかわらず、細かくカットし過ぎて、スポンジ
部分がポロポロに。
初めて作ったカラメルも、最後の段階でお湯を鍋に加えた所、
いきなり飴細工が出来上がって驚いてしまいました。脇に用意して
おいた間に、どうもお湯が冷め過ぎてしまった様子。根気よく温め
直して万事休すとなったものの、色々と多いに反省した、
浮島デビューなのでした。
"浮島 和菓子"でイメージ検索されると美しい浮島が沢山ご覧頂けます。
正直者フレヤは、私の浮島より根っこ祭りの柳に夢中。
でもね、味は◎でした:)浮島 ♬
さて二四節気は、清明。春の日射しに万物が清らかに輝く季節という
意味だそうです。七十二候は、玄鳥至 つばめきたる
燕達が南から帰ってくる時節。
イギリスのツバメは冬の間、主に南アフリカに渡っているよう。
あの小さな体で、道中餌を探し易いようにと抵抗飛行で、一日に
300キロ以上も移動するそう。今度見かけたら、命がけで戻って
きてくれた彼らに話しかけてみよう。
今日もブログ訪問ありがとうございます。
皆様どうぞ素敵な春を♬
by oliverlocca
| 2017-04-04 00:00
| 食 food